青い朝がやってきました
冷たい朝がやってきました
静寂が鋭く響いて
耳鳴りのようでした

テーブル上に
熟れすぎたトマト
一日中それを食べました
きれいに張りつめた空気の中を
湿った音だけが
べしゃり べしゃりと落ちていくようでした


したたる寒さの中を
よそよそしい我が家の冷たい床を
裸足で歩いた
亡霊の影のように
痩せこけた犬のように


冷たい朝は続きます
亡霊の徘徊は続きます
ああ 腐りかけの薄赤い果汁
べしゃり べしゃりと
わたしは今日もトマトを食べます














君が僕を認識するまで
http://ey42.sub.jp/rer/(現在行方不明)









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